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日本犬はネガティブな記憶を根に持つタイプ?

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洋犬と日本犬の記憶の違い

柴犬は初めて犬を飼育する人にはあまり勧められない犬種とされています。
これは柴犬は犬種の中では比較的ドライな性格をしていることが多く、警戒心が強いことからあまり犬という動物に慣れていない人が飼育をすると気持ちのすれ違いからうまくしつけができないということがあるからです。

犬は言葉を話せないのでどうしても態度や反応で相手の気持ちを感じていかなくてはいけないのですが、感情表現が洋犬と比べてストレートでない柴犬は、わかるようになるまで少し時間がかかってしまいます。

なぜこうした違いが生まれるのかというと、一般的に洋犬は記憶をするときに「良かったこと、嬉しかったこと」を強く残すのに対し、柴犬などの日本犬は「嫌だったこと、痛かったこと」などをより鮮明に残す傾向があるからとされています。

犬をしつけるためには何度も叱ったり同じことをさせたりということをしていかなければいけないのですが、この時に犬に何らかの不満を残してしまうとそこから柴犬は人間のことを信用せず、反抗的な気持ちのまま飼い続けられてしまうということが起こります。

洋犬の中でもとりわけ飼育が簡単とされている犬種として、トイプードルやシーズー、パピヨンなどの小型の室内犬が挙げられます。
これらに共通しているのがもともと愛玩用として交配された犬であるということと、賢く落ち着いているということで共通しています。

これらの洋犬は全般的に明るい性格をしており、仮に叱られても一時的に落ち込むだけですぐに気持ちを切り替えて陽気に人に甘えて来ます。

このように書くとまるで柴犬は洋犬と比べてよくない性質を持っているかのようですが、その性質ゆえのメリットもきちんとあります。

洋犬のポジティブさは裏返せば「失敗を後悔しない」ということになりますので、同じ失敗を繰り返してしまうということにもなります。
一方の柴犬は叱られたという記憶を長く記憶することから、しつけをしたときにすぐにそのことを覚え、失敗をしなくなるということにつながっていきます。

古くは柴犬は番犬として庭先で飼われ、訪れた不審者を追い払うという役割をしてきた犬なので、まじめな性格は飼い主として評価をしてあげるべきでしょう。

犬の記憶の仕組み

犬は賢い動物で、かなり以前の記憶もしっかり覚えているという特性があります。
ただしその記憶力は一度の経験ですぐに覚えるのではなく、繰り返し経験をしていくことで長期的に残る記憶にしていくことができるという特徴があります。

先に述べた「嬉しい」「楽しい」「悲しい」「痛い」といった記憶はそれを受けた時は瞬間的ですが、しばらくすると別の記憶にまぎれて消えていきます。

そこで忘れないようにするためには、同じことが起こったら同じ感情を覚えさせるといったように行動と感情を結びつけていくとうまくいきます。