1. >>
  2. >>
  3. 犬の嗅覚

犬の嗅覚

投稿者:

柴犬の口

優れた犬の嗅覚

犬は他の動物と比較してもかなり優れた能力の嗅覚を持っています。

警察犬のように嗅覚をそのまま人間の活動や仕事に活かす犬もいるように、人間からはとても想像もできないほど鋭い嗅覚は生物としての大きな特質になります。

一般的な犬の嗅覚は人間の約100万倍~1億倍とまでも言われており、訓練によって特殊な臭いの嗅ぎ分けもできるようになります。

麻薬探知犬や災害救助犬などはもともとの特質をさらに活かすために、特別な臭いを遠いところからでも認識できるように特訓をしています。

ただどんな匂いも同じく鋭く嗅ぎ分けができるというわけではないようで、得意な匂いとそうでもない匂いがあったりします。

最も犬が得意とするのは生物の匂いで、獲物や他の犬、飼い主を判断するために身体から発せられる酸や脂の匂いがするとかなり遠くからでも嗅ぎ分けそのありかを見つけることができます。

他にもムスクやバラ、すみれといった花の匂いも得意なようで、かなり遠くでもその香りを認識します。

犬の健康を示すサイン

犬の普段からの健康管理の方法として、鼻の頭のチェックがあります。

犬の鼻はつねに湿っているのが通常で、これが乾いて見えるようになると何らかの不調を感じているというふうに推測できます。

犬の鼻が濡れているのは、風に乗ってくる匂いを察知するためであり濡れた鼻先にかかる空気によりどこからその匂いが流れてくるかという位置把握をできるようにしています。

鼻が乾いているときとして考えられるのが、病気により鼻の機能がきちんと働かなくなってしまっているか、もしくは空気の乾燥がひどいという場合です。

また身体全体の機能が衰えるような病状の時にもその症状の一つとして鼻の乾燥が起こることがあります。

なお眠っているときや起きて間もないときにも鼻が乾いているのを見かけることがありますが、それは特に身体に異常がなくても起こる症状なのであまり気にする必要はありません。

特に嗅覚が鋭い犬種

警察犬はどんな犬でもなれるわけではなく、特定の犬種に絞って選別をかけられます。

ただ民間の訓練施設で特別に才能を伸ばし試験に合格できる犬も稀に見かけられますが、基本的にはシェパードやドーベルマンのような犬種が目立つようになっています。

これは同じ犬という動物の中にも嗅覚が特に鋭い人とそうでもない犬がいるからです。

基本的にシェパードやドーベルマン、バセットハウンドのような鼻先が前に大きく伸びた顔型をしている犬の方が嗅覚に優れ、反対にシーズー犬やブルドックのような鼻がつぶれた形状をしている犬は他の犬種よりも嗅覚に劣るという傾向があります。

理由としては鼻先が長い方が鼻腔の面積が広く、たくさんの空気や匂いを鼻の中に入れて感知することができるためです。

鋭い嗅覚は異物や特定の人を発見するためだけでなく、本来あるべきものと目の前のものとの判別をするためにも使われます。

今犬の嗅覚の利用で注目をされているのが医療分野での「ガン発見犬」です。

まだ研究の途中ですが、犬の中にはその人の呼気や尿の匂いなどから体内に巣食うガン細胞を発見することができる能力を持つものがいるとされています。

諸外国においてはこの犬の医療分野での訓練や研究がかなり進んでいますが、日本においてはようやくその存在が認知されるようになったという段階です。