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ペリーが思わず持ち帰った犬
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黒船ペリーが思わず持ち帰った犬は柴犬ではない!

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様々な日本の物をアメリカへ持ち帰ったペリーは犬も連れて行っている

1853年に日本へ立ち寄ったペリーは、当時の日本に大きな衝撃をもたらしました。
黒船の来航と言われ、今でも外国文化の衝撃的な上陸と関連付けられるほどです。
歴史上、ペリーは外国の影響力を日本に示した例として取り上げられますが、逆にペリーは様々な日本のものをアメリカに持ち帰っていて、逆に日本の文化がアメリカに入ってもいるのです。

たとえば、日本古来の植物の標本を300種類ほど受け取り、それを本国に持ち帰っていますが、そのままワシントン博物館に植物標本として現在まで保管されています。
他にも美しい日本の御影石も持ち帰っていて、これはモニュメントとしてアメリカで飾られています。

そして、日本特有の種として犬も受け取り、そのままアメリカに持ち帰り本国に紹介しています。
犬はそれぞれの地域や国によって、固有の犬種がいましたので、地域の紹介をするのにも、政治的な結びつきを示すのにもとても役立つ例となっていたのです。

黒船ペリーが持ち帰ったのは柴犬ではなく狆

日本の犬ということで、ペリーが持ち帰った犬の種類は柴犬であるという説が多くの人に受け入れられていますが、実のところペリーが持っていったのは柴犬ではありません。
アメリカに連れていかれたのは狆で、アメリカでは「ジャパニーズ・チン」として紹介され、今でもその記録が残っています。
狆のような雰囲気の犬種は当時のアメリカにはあまりいませんでしたので、とても驚きを持って迎えられ、当時の人々に人気となりました。

狆は小さめでとても高貴な感じがする犬種ですので、いわゆる愛玩犬としてとても優れた外見を持っています。
こうした犬種はヨーロッパではいくらかあるものの、アメリカではそれほど当時一般的でなかったために、大変珍しい犬種として取り上げられることになりました。
日本においては貴族や皇族に愛された、とても優雅で由緒ある犬ですので、その気品がアメリカの人々にも伝わったのでしょう。

徐々に日本の犬の良さを理解するようになってきた諸外国

ペットの歴史が長い欧米諸国では、人々に愛されるようなたくさんの種類の犬が交配によって生み出されてきました。
そのため、犬種でははるかに日本よりも欧米原産の方が多い現状があります。
しかし、日本の犬は非常に従順で忍耐強く、飼い主に忠実であるという性格を持っていて、これが欧米人にも高く評価されるようになっています。

昔はほとんど柴犬などの日本の犬には関心が示されていませんでしたが、今では専門の輸入業者がいるなど、日本の犬の人気が高まっています。
わざわざ日本に柴犬を見に来る人がいるほど、注目を浴びている犬種ですので、これからさらに世界中でポピュラーな犬となることでしょう。