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予防接種を紹介します

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診察家族同然なのですから、それこそ旅行に行くのもいつも一緒、という人も多いことでしょう。
国内旅行であれば、それは大した問題ではありませんが、
中には海外旅行にまで柴犬を連れて行くという人もいます。
しかし、海外旅行に柴犬に限らずペットを連れて行くというのは、
事前準備をいろいろしないといけないのです。

事前準備

その中でも、もっとも重要なのが、予防接種です。
人間でも、黄熱病の流行地域などに行く場合には、
あらかじめ予防接種を受けて、イエローカードというものを取得しなければなりません。
柴犬などのペットの場合、そういった流行地域でなくても、もれなく予防接種を受けなければなりません。
では、予防接種を考えるタイミングというのは、いつくらいからなのでしょうか。
遅くても、出発の2ヶ月くらい前には、予防接種をしておくようにしましょう。

具体的には、検疫の準備というものです。
検疫の準備というのは、予防接種以外にもやることがあります。
それは、マイクロチップを埋め込むというものです。
マイクロチップというと、何だか残酷な気がしないでもありません。
マイクロチップの埋め込みは、動物病院で行ってもらいましょう。
費用は5000円くらいですが、動物病院によってはやっているところと
やっていないところがありますので、事前に確認をしてください。
マイクロチップの埋め込みは、注射器のような器具を使って、首筋に埋め込みます。
確かに、埋め込みの際には暴れる可能性もありますが、一度埋め込んでしまえば、一生使うことができます。
もちろん、体に害があるということもありません。
首の辺りにスキャナーをかざすと、数字のようなものが出てきます。
これによって個体識別をするのです。

これが終わると、いよいよ予防接種を行うことになります。
行う予防接種は、狂犬病予防のものです。
2回注射して、抗体ができているかをチェックします。

事前準備が整ったら

そして、訪問する大使館に連絡をして、入国のための条件を聞くことも忘れないようにしましょう。
ヨーロッパの中でも、イギリスや北欧という国は条件が厳しいので、そのあたりは要注意。
そして日本帰国予定の40日前までには、帰国の時期や柴犬の頭数を知らせます。
それを知らせるのは、日本に到着する予定の空港を管轄する動物検疫所です。
知らせてから、再入国の届出を行います。
これで安心というわけではありません。
外国の政府発行の健康証明書が必要です。

これは、基本的には外国でしか手に入れることができません。
しかし、予防接種のワクチン有効期間内であれば、出国時に日本の検疫所で発行してもらった証明書を、
そのまま日本帰国時にも利用することができるのです。

【参考サイト】
犬の鑑札、注射済票について|厚生労働省:
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/10.html

予防接種をした上で、この健康証明書を持っていれば、
帰国後1時間から2時間程度で、柴犬と家路へつくことができます。
しかし、この条件がそろっていないと、最長で180日間も足止めを食ってしまいます。